読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おんざまゆげ

"感受性マイノリティ男子"が綴る日々の雑記・雑感… 読書、映画、アニメの感想。

『「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来』/世代間格差問題と「高齢者=弱者」図式

『嫌韓流』の作者が世代間格差を切り口に「若者の貧困問題」について論じたマンガ。 作者は、若者は高齢者の奴隷になっている(若者奴隷時代!)と主張。 マンガながらもデータなどを駆使してその論拠を説得的に示していく。 「若者奴隷」時代 “若肉老食(パ…

どうすれば「自己尊敬」(セルフリスペクト)できるのかー「生きづらさ」についての雑記(2)

外国の翻訳された自己啓発書などを読んでいると「自分自身を尊敬する」という言葉をよく見かけます。私はどうしてもその自己尊敬(セルフリスペクト)という感覚が分かりませんでした。他者に対して尊敬の念を抱くことはあっても、自分自身に対して尊敬の念…

『男と女の友人主義宣言―恋愛・家族至上主義を超えて』/労働・恋愛結婚・モテ幻想から「男を救う」ために

著者の佐藤和夫さんは哲学やジェンダー論が専門の学者で、有名な著作に『仕事のくだらなさとの戦い』がある。これは「労働至上主義」を批判した本であるが、今回の本では「恋愛・家族至上主義」を批判している。 資本主義社会を支えている二つの至上主義(労…

『だれか、ふつうを教えてくれ!』/「普通」という権力を疑う

「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。 20代前半まで弱視者としてすごし、現在はほぼ全盲にちかい視力の著者が「障害学」の視点から「ふつう」について考察した本です。 だれか、ふつうを教えてくれ! (よりみちパン!セ) 作者: 倉本智明 出版社/メーカー: イ…

『図書館「超」活用術』/なぜ図書館は税金で運営されるのか

今、図書館がスゴいことになっている!? 集中力、発想力、思考力、教養力を得るためのすべてがあった! 一人ひとりが「答えなき問題」への解を出し、自己決定しなければならない時代。司書資格ももつ著者が、最強の使い倒し方を伝授! 序章 図書館の「場」と…

【アニメ】『新世界より』を観た感想

新世界より コンプリート DVD-BOX1 (1-13話, 325分) しんせかいより 貴志祐介 アニメ [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください] メディア: DVD この商品を含むブログを見る

『所有という神話―市場経済の倫理学』(大庭健 著)

所有という神話―市場経済の倫理学 作者: 大庭健 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2004/07/27 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログ (17件) を見る 「市場経済」を倫理学的に考察した書。

猛威を奮う「そんなの仕方ないじゃん!」派たち〜ロールズ先生を一瞬で黙らせる言葉〜

さっき調べて分かったのですが、『正義論』が刊行されて今年で45年目なんですね(ジョン・ロールズ - Wikipedia)。 今でも日本では「ロールズ産業」が続いているようです。 たとえば今月、勁草書房から「ロールズ」と名のつく本が二冊も出版されています。