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おんざまゆげ

"感受性マイノリティ男子"が綴る日々の雑記・雑感… 読書、映画、アニメの感想。

「生きづらさ」低減に向けた「生存学」のアプローチ —「生きづらさ」についての雑記(1)

「生きづらさ」はゼロにはならない 私がブログで本当に考えたいテーマは「生きづらさの低減」についてです。ずっと念頭にあるのが「どうやったら生きづらさを生きづらさとして受け容れられるのか」という難問です。 生きづらさは決してゼロにはならないと思…

「エコロジカルな自己」とは何か/河野哲也『〈心〉はからだの外にある——「エコロジカルな私」の哲学』

「性格」なんてナンセンス 脱スピリチュアル宣言! 自分探しの正しいあり方を明らかにする デカルト的発想を覆す 〈心〉とは、自己の内に閉ざされたプライベートな世界なのか? 環境と影響しあうエコロジカルな〈心〉という清新な視点から、他者や社会と生き…

『所有という神話―市場経済の倫理学』(大庭健 著)

所有という神話―市場経済の倫理学 作者: 大庭健 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2004/07/27 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログ (17件) を見る 「市場経済」を倫理学的に考察した書。

猛威を奮う「そんなの仕方ないじゃん!」派たち〜ロールズ先生を一瞬で黙らせる言葉〜

さっき調べて分かったのですが、『正義論』が刊行されて今年で45年目なんですね(ジョン・ロールズ - Wikipedia)。 今でも日本では「ロールズ産業」が続いているようです。 たとえば今月、勁草書房から「ロールズ」と名のつく本が二冊も出版されています。

「差別意識」とコノテーション 〜リオオリンピックで感じた違和感〜

「メダルラッシュ」 リオのオリンピックが終わりました。(パラリンピックはこれから始まりますが…) 日本選手は大活躍で「メダルラッシュ」と言われています。 しかし、僕はノリのわるい人間(KYな人)なので、マスメディアの「メダルラッシュ」のお祭り騒…

なぜ「努力」は「信仰」となり人を苦しめ続けるのか 〜 差別・不平等・努力信仰 の関係 〜

「平等」の二つの意味 「差別とは何か」を考えるまえに、まず、「平等とは何か」を考えてみます。 「平等」には大きく分けて、二つの意味があります。 (1) 「同じ」(同質・等しさ)という意味 (2) 公平(公正・正義)という意味 (1)は数的・物理的・性質的…

『威張るな!』(高橋源一郎)と「リベラルな人」

高橋源一郎さんの「威張るな!」というエッセーがあります。 テレビのワイドショーのコメンテーターの人たちには、ぜひ読んで欲しい文章です。 下記に重要なところを引用すると…

「役立たない人は死んでいい」(相模原障害者殺傷事件)

今回の事件(相模原障害者殺傷事件)に対して肯定的な感想をよせている「差別主義者」の反応は間違っていると思いました。「役に立たない人は存在しなくていい(殺害していい)」という優生思想は歴史的に否定された倫理的に間違った考え方です。どんなこと…