2017-03-10 石井光太『遺体 〜震災、津波の果てに〜』/復興とは家屋や道路や防波堤を修復して済む話ではない 読書メモ 死 生き延びた者は、膨大な死者を前に、 立ち止まることすら許されなかった—— 遺体安置所をめぐる極限状態に迫る、 壮絶なるルポルタージュ! 2011年3月11日。 40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、 死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。 各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時下を思わせる未曾有の遺体数。 次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、 人々はどう弔いを成していったのか? 釜石の人は、弱くて、強い。(帯より) 遺体: 震災、津波の果てに (新潮文庫) 作者: 石井光太 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/02/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (10件) を見る 続きを読む