2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
エヴァは「貞本エヴァ」で落着! 漫画版(貞本エヴァ)を読んで思ったのは、シンジ君の成長物語(精神的自立)に照準していて、すごくスッキリしてわかりやすくなっているということ。 これはこれでアリだし、もう「エヴァ」はこれでいいのではないか…。 綾…
その体温が、凍った心を溶かしていく。29歳のみひろは、同じ商店街で育った幼なじみの圭祐と一緒に暮らして2年になる。もうずっと、セックスをしていない。焦燥感で開いた心の穴に、圭祐の弟の裕太が突然飛び込んできて……。『ふがいない僕は空を見た』の感動…
哲学者 加藤尚武さんの「災害」(主に原発事故)に関する本。 災害論―安全性工学への疑問― (世界思想社現代哲学叢書) 作者: 加藤尚武 出版社/メーカー: 世界思想社 発売日: 2011/10/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 27回 この商品…
何でもないような事が 幸せだったと思う 何でもない夜の事 二度とは戻れない夜 『ロード』(THE 虎舞竜)の有名な一節。 ちなみに「ロード」には第十三章まであるらしい(全部聴いたことはない)。 壮大な世界観である。 「何でもないようなこと」を後から振…
私は社会学者の内藤朝雄さん(以下敬称略)の『いじめの社会理論』『いじめの構造』を読んで以来、熱烈な支持者(内藤論者)になった。 前々回は内藤の「中間集団全体主義」について簡単に触れ、前回は「なぜ内藤は教育関係者からスルーされるのか」について…
私は社会学者の内藤朝雄さん(以下敬称略)の『いじめの社会理論』『いじめの構造』を読んで以来、熱烈な支持者になった。内藤の「いじめの理論」=「中間集団全体主義」論についての大まかな要約は前回述べた。 いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と…