海辺の街にある女子高を舞台に、思春期の女子高生の淡く切ない体験を繊細に描いた青春ドラマ。漫画家・魚喃キリコの同名コミックを「dead BEAT」の安藤尋監督が、「とらばいゆ」の市川実日子主演で映画化。共演は「阿弥陀堂だより」の小西真奈美。これが映画初主演の市川は本作の演技で、第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。
高校の3年に進級し、周囲がそれぞれの進路について考え始めた頃、桐島カヤ子はひとつ年上のクラスメイト、遠藤雅美のことが気になっていた。去年、何かの理由で停学し、カヤ子と同級生になった雅美は大人っぽく、物静かな女の子。カヤ子はそんな彼女に惹かれていく。
そして、思い切って雅美を昼食に誘う。これをきっかけに2人は親しくなっていった。ある時、カヤ子は合コンで知り合った少年とそのままホテルで関係を持つ。ところが、その少年が親友の憧れの人だったことから、親友に激しくなじられ落ち込むカヤ子。そんなカヤ子を雅美は海に誘ってくれた…。
<allcinemaより>
原作は魚喃キリコさん
2003年公開の安藤尋 監督作品。
魚喃キリコさんの漫画が原作です(1996年)。
脚本は本調有香さん(映画『人のセックスを笑うな』など)
青春ガール・ミーツ・ガール
女子高生の二人が出会い、恋に落ちる青春ガール・ミーツ・ガール(百合)です。
初心っ子キャラのカヤ子(市川さん)とマセっ子キャラの雅美(小西さん)という組み合わせ…。
いろいろと訳ありな雅美に惹かれていくカヤ子。
その後、カヤ子と雅美は急接近する…。
友達関係で悩むカヤ子。気遣う雅美。
二人で海を見る… これぞ青春風景。
恋愛、青春、自動販売機…
ある「秘密」を知ってしまうカヤ子…
二人の関係に暗雲が…。
そして二人は…
切ない青春ラブストーリー。
ラストは「いい感じ」(ハッピーでもなくバッドでもない)。
切ないのが好きな方、百合展開に萌える方、おすすめです!